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畳の施工事例

works 04 『マンションのリフォームでこだわりの紋縁』

高麗小紋縁と炭入り床の畳

高麗紋縁と炭入り床の畳

Information

畳表:熊本県産綿麻表
畳床:炭畳床(新規)

畳縁:高麗小紋縁
広さ:6畳
場所:埼玉県川越市

お客様自らが、タイルやフローリングなど素材一つ一つを選んだというこだわりのリフォーム。畳にもこだわっていただいて、畳床には岡田畳本店オリジナルの竹炭と炭シートを使った「壮健活畳床」を、畳縁には朱色が印象的な高麗小紋縁をお選びいただきました。

紋縁は床の間や寺社で使われる物で、お住まいで施工するのは今回が初めてです。ウォールナットのフローリングから続く畳の間は、和室というより、どこか異国情緒溢れる空間に感じられました。

お客様より

まず気に入っている畳縁の赤高麗ですが、朝日を受けたときの赤と紋のコントラストが艶やかで美しいです。畳表は自然な青味から落ち着いた風合いに変化してきましたが、漆喰の壁との相性もいい感じです。住まいがマンションのため、結露、湿気を気にしており全部屋に湿温度計を置いていますが、冬場加湿しない部屋が湿度40%を切る状態でも和室は60%付近で安定しています。これは炭床の効果でしょうか?また畳を新調する際重視した踏み心地ですが、 以前の畳床は建材床で、素足で踏んだときの当たりが固く、その点で炭床は当たりがソフトで感触が藁床に近く調湿機能にも優れているところが気に入っています。

規格やコスト優先に支配されがちな日本の建物ですが、畳など日本固有の建材は様式や種類が多彩で一つ一つの使い方で部屋の雰囲気が一変するため今回は大変楽しい経験をさせていただきました。